中国、武漢から世界に広がった新型コロナウイルスの猛威が毎日ニュースで取り上げられています。
今日、1月28日には日本国内で日本人最初の感染者も報告され、これから国内での感染拡大が非常に心配されます。
大規模感染を防止するには?
新型のウイルス感染症の場合、ワクチンの開発にも数年かかることから、大規模な感染(パンデミック)を防止するためには、まだ健康な人がどれだけ感染予防の行動を取れるかが重要ではないでしょうか。
過去に中国から発生したSARS(サーズ)新型インフルエンザと比較すると重篤化するウイルスではないようですが、それでも高齢者や幼児、体力の衰えている人には命に危険を及ぼすウイルスと報道されています。
問1 コロナウイルスはどのようなウイルスですか?
- 発熱や上気道症状を引き起こすウイルスで、人に感染を起こすものは6種類あることが分かっています。そのうち、中東呼吸器症候群(MERS)や重症急性呼吸器症候群(SARS)などの、重症化傾向のある疾患の原因ウイルスも含まれています。それ以外の4種類のウイルスは、一般の風邪の原因の10~15%(流行期は35%)を占めます。
詳しくは、国立感染症研究所「コロナウイルスとは」をご覧ください。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/9303-coronavirus.html参考:厚生労働省HPより
感染の可能性が高い場所は?
もちろん誰もいないところで突然感染するわけはないのですが
人から人への感染は飛沫感染を含む濃厚接触が感染経路となるようですので、感染者と至近距離で咳き込まれたりするとウイルスが感染する可能性は高まりますし、バスやエレベーター等の密室であればなおさらです。
予防法は?
新型コロナウイルスに感染しないために大事なことは、健康な人ほど予防意識を高く持ち、マスクの着用、手洗い、顔荒いを徹底することだと思います。
見た目に症状が現れる感染症ではありませんので、街ですれ違う人、日本人、外国人、いったい誰が新型コロナウイルスに感染しているかはわかりませんし、せき込んでいる人がいてもただの風邪にかかっているだけかもしれません。
そんな中で常にビクビクして新型コロナウイルスに感染しないかと心配するのは精神的にも辛くなります。
しかし、飛沫感染が主な感染経路という事は、マスクの着用でかなり予防することが可能でしょう。
よくマスクが勿体ないからと何日も同じマスクを使いまわす人がいますが、これは絶対やめましょう!
沢山の誇りやウイルスをせき止めたマスクは、1日使えば病原体の塊のようなものです!
それを再び着用するのは、余計に体に悪いことは想像に難くないはずです。
そして、手洗いも新型コロナウイルスに関わらず感染予防の基本ですね。
忘れちゃいけない予防法
最後に、顔洗いもおススメします!
口と鼻はマスクを着用すればウイルスの吸引は防ぐことはできますが、手洗いと同様に、顔の表面にも細菌やウイルスが付着している可能性はありますが、そのままの状態で顔を触って手づかみでパンやスシを食べようものなら、せっかく洗った手に再び汚れを付けなおすようなものです。
もちろん外出先でしょっちゅう顔を洗うことはできませんが、帰宅したら手洗い、顔洗い、うがいを忘れずに行いましょう!
まとめ
新型コロナウイルスは現時点では、人から人への感染力についてもはっきりと分析されていない未知の状態ですが、一人ひとりがしっかりと予防の行動をとることで大流行も収束に向かわせることができるでしょう!
そして、感染減となった中国人の方に対しても、モラルを無視した中傷などせず、新型コロナウイルスに負けないで!とエールを送りましょう!
ウイルスの前では、人種の違いなんて関係ありません。日本人として恥ずかしくない言動で世界の手本となる感染撲滅を果たしましょう!